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[2011/01/06] クリスチャン・ディオールでよく使われる星モチーフ (No.2)
[2010/12/11] クリスチャン ディオール:Christian Dior (No.1)

1946年12月に、クリスチャン・ディオール・オートクチュール・メゾンが誕生したのです。
ディオールは、メゾン設立に援助してくれた、繊維業界のコットン王とも呼ばれるプサックに会いに行ったとき「エレガントな女性と最上級な女性のためのクチュリエになりたい」と言われたそうです。
会いに行く途中に、馬車の部品につまずき、拾ってポケットにいれたのです。 馬車の部品は星の形をしていたところから、夢を語った時の思想を込めディオールのモチーフに星が使われるようになりました。
日本のことわざで、初心忘るべからずという言葉がありますが、ディオールも最初の気持ちを大切にしていたのですね。
その気持ちは、ディオールが亡くなったあともしっかりと受け継がれ、今でも星型のデザインの商品が作られているのです。
星型はアクセサリーやポーチ、サングラスの金具などに用いられ、使用する人のラッキーアイテムとして多くの人に指示されています。
日本で表参道店がオープンしたとき、ビルの屋上には星が飾られクリスマスのイルミネーションにぴったり!
並木道イルミネーションを見に来た人にも、ディオール表参道店は欠かせないポイントなのです。
今年はどんなイルミネーションになるのか、楽しみにしている人も多いのです。

のニュールックは女性解放史の中では明らかに時代に逆行した動きをとっています。それは16世紀以降女性服の基本型の現代的アレンジで、コルセットから開放された女性の体を再び閉じ込めようとする動きでした。
したがって、実はニュールックがすべての女性に歓迎されたわけではなかったのです。ディオールが行く先で「ニュールック反対」のデモ隊に囲まれるといったこともあり、女性をコルセットに戻すなという意見も多くあったようです。
当時のヨーロッパは大戦の煽りで物資不足が続き、衣料は配給制の国が多く、そのためニュールックのように生地を多く使用するものを作ることは難しかったのも事実です。
しかし、戦争が終わり、平和を取り戻す方向へ向かっている世界の中で、これまで「オシャレ」を閉じ込められてきた女性に「オシャレ」を取り戻すように働きかけたこと、女らしさを取り戻すよう働きかけた動きは世界に衝撃を与え、資材等の問題で戦後元気を失っていたオートクチュール、ファッション(モード)業界に活気を与えたことは事実といえます。
また賛否両論の中でもディオールが他界するまでの10年間で絶大なパワー、王座が揺るぎませんでした。結局のところ、シルエットの時代はアメリカの大衆消費社会に溶け込みましたし、ブランドビジネスを先駆けて行い成功を収めました。ディオールは世の中の動き、先を「読む」先見性があったからに他ならないと言われています。
ジャンフランコ フェレ、ジョン ガリアーノの活躍もあり、モダン、トレンドセッターとしての地位を確立。バッグ、コスメ(香水などの化粧品)、アクセサリー、サングラス、ネックレスなどが人気となっています。