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HOME[PR]未選択60年代ファッションの復活

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3月に開かれたルイ・ヴィトンの秋物ファッションショーの直前、会場は40層のカシミアのように分厚い期待感に包まれていた。それは業界でも最も革新的で影響力を持つデザイナーの1人で、バレンシアガのクリエイティブディレクターを辞めて以来、1年以上もランウェイから遠ざかっていたニコラ・ジェスキエール氏のデビューコレクションだった。金属のシャッターが下りたガラスの壁がある、穏やかでミニマルでグレー色のショーの舞台にはほぼ何のヒントもなかった。
 ところが、シャッターがスムースに開くとパリの朝の陽光が差し込み、最初のモデルが登場すると、その基調はすぐに整った。集まったファッション関係者たちの心の声が聞こえてきそうだった。なるほど、60年代だね。
 60年代をテーマにしていることは明らかだった。大きな襟のレザーコート、揺れ動くクリーム色のミニドレス、黒のニーハイブーツという姿のモデル、フレジャ・ベハさんはフランスの歌手でファッションアイコンだったフランソワーズ・アルディを彷彿(ほうふつ)とさせた(切り下げた茶色の前髪までアルディ風だった)。好評だったジェスキエール氏のショーはストレートなレトロ回帰とは程遠かったが――1967年ごろのAラインニットドレスに羽のようなペイレッテが渦巻き状に飾られていたということはなかったはずだ――同氏がその方向に賛同していることは明白だった。
 最近、ファッション界には60年代の嵐が吹き荒れている。ヴァレンティノが過去数シーズンのショーで発表してきたウエストが絞られたミニドレスやハイネックのガウンがその前兆だった。この秋、グッチのデザイナー、フリーダ・ジャンニーニ氏はイタリア的視点の豪華さとリフレッシュされたミレニアムカラーのペイレッテを取り入れた英国のドーリーバードルックを練り直している。たとえば、ミントグリーンのアンゴラのマーティンゲールコート(ダブル)にスカイブルーの先細レザーパンツとパイソン柄のチェルシーブーツを合わせる。一方で、レトロに今日的な意義を持たせる達人として有名なイヴ・サンローランのデザイナー、エディ・スリマン氏は秋のコレクションのテーマを60年代ロンドンの流行発信地「カーナビーストリート」にし、脚線美を見せるロッカー風のドレスとクールな女学生風のケープを生み出した。そのコレクションはイーディ・セジウィック、マリアンヌ・フェイスフル、ニコといったかつてのファッションリーダーたちの理想的なワードローブになっていたことだろう。今日では、そうした女性たちの現代版であり、プラチナブランドの髪を持つスリマン氏のミューズ的存在、スカイ・フェレイラさんにぴったりだろう。
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